本来は失敗作となるはずの、ヒビ割れを模様としたとっても不思議な技法です。
梅花皮の面白いところは、失敗によって偶然出来たヒビ模様が面白い、美しいという茶の湯の世界の古人による目利き達がいたことです。
そして職人たちによって、偶然をコントロールし、ヒビをテクスチャーのひとつとして作り上げたのです。
どのくらい時間と労力をかけたのでしょう。それはわかりませんが、梅花皮を作っている窯元は日本でも多くはありません。
この日本独自のとてもユニークな技法を使ったのがfractalシリーズです。
Mサイズはスタンダードサイズより大きさも高さも一回り小さなサイズとなります。
ホールケーキで言えば5号(15cm)、4号(12cm)
写真のドイツ菓子アプフェルクーヘンは直径16cmです。
ケーキ周りにフルーツや飾り物をしたりする場合は余裕を持ったサイズをお考えください。
全体的に白っぽくなったり、サビの茶色が濃く出たりと、ひとつひとつ仕上がりの色味などが異なります。購入の際にご指定はできかねますが、何卒ご了承くださいませ。
また、質感はザラザラとしています。
使用初期は、洗浄の際にスポンジが引っかかってしまう事がございますが、使用していくうちに馴染んでいきます。シリコンもかかっておりますので、熱いお湯で手で流していただければ汚れはほぼ落ちます。
また、金属のカトラリーでは音が気になる方がいらっしゃるかも知れません。ご注意くださいませ。
fractalはざらっとした質感が特徴です。この質感を出すために、釉薬を極力薄くかけております。
そのため、油などのシミも入りやすくなっております。
仕上げに食器用シリコンをかけておりますが、油類は染み込んでしまうことがございます。
染み込みの度合に関しましては個体差があり、使用前の段階では判別できません。
シミや変色が気になる方は、油物をのせることは避けていただくことをお勧めいたします。
逆に、シミが入ることを変化と捉えてどんどん使っていただければ幸いです。
アンティークのような佇まいは梅花皮の魅力によるところが大きいと思います。
石が多く含まれた荒土は鉄分も多く、ところどころに鉄分の黒や茶の点が出たり、土に含まれる石粒が削りの過程で取れた穴や線が残ります。
cake standの台座は梅花皮が分厚くかかる箇所が多いため、焼く前に梅花皮が剥がれたり取れることがありますが、釉薬をかけたのちは自然に剥がれることはないのでご安心ください。
こちらも梅花皮の特徴となります。
触るとザラザラしていますが、その質感も含めて楽しんでいただけたらと思います。
ケーキなども特に問題なく切り分けられますが、下に紙が敷いてある方が便利かもしれません。
梅花皮は土そのものの表面に縮れが起きているものです。その表情を最大限感じていただくために釉薬はごく薄くしかかかっておりません。そのため、使用していくうちに油や色が染み込んでいきます。
漂白剤である程度落とすこともできますが、その色の入った梅花皮を楽しんでいただくことも、梅花皮の大きな楽しみの一つです。
どんどん使って頂いて世界にひとつの器に仕立て上げてください。
MISHIM POTTERY CREATIONの専用の箱に入れてお届けします。
通常giftの場合は、こちらに紐を結んだものとなります(無料)